イタリアを代表する養蜂メーカーが作りあげた「モミの木の甘露はちみつヴィネガー」
口に入るものであるからにはナチュラルなものでなければ。誰が何処で作ったものかはっきりわかるものでなければ。一応これが私達のコンセプトです。
数年前、アチェタイア・サン・ジャコモのアンドレア・ベッツッキが紹介してくれたこのヴィネガーは、そんな希望にぴったりのヴィネガーでした。
生産者はミエーレ・トゥン、イタリアを代表する養蜂家、アンドレア・パテルノステルのはちみつヴィネガーです。p>
原料は地元トレンティーノで採取したモミの木の甘露蜂蜜です。モミの木の樹液を集めた昆虫が不要な液蜜をモミの木に戻し、次に、 その液蜜をミツバチが集めるというモミの木の甘露蜂蜜。太古から続く自然の営みによってもたらされる恵みです。イタリアでも希少なモミの木の甘露蜂蜜には、 ミネラルやアミノ酸が豊富に含まれ、黒糖のような複雑な甘みが感じられます。ミツバチとともに数々の蜂蜜を作り出したアンドレアがもっとも 愛着を持っていた蜂蜜の一つです。

蜂蜜の糖分が発酵して蜂蜜酒(ミード)に、蜂蜜酒のアルコール分が発酵してはちみつヴィネガーへ。甘い蜂蜜から作られているとは言え、 2度の発酵を重ねる蜂蜜ヴィネガーは普通甘くありません。しかしミエーレ・トゥンの甘露蜂蜜ヴィネガーは優しい「甘み」を持っています。 コクのある甘い香りと、雑味のないすっきりとした酸味は、とても繊細でエレガントな味わいです。

そのままの風味を楽しんでいただきたいので、蒸し野菜や、焼き野菜にかけてお試しください。暖かな料理と触れることで、酸味が飛び、 香りが広がります。目玉焼きやフリッタータ(イタリア風オムレツ)に一振りするのもお勧めです。卵の甘みがぎゅっと引き締まります。 魚や貝のカルパッチョにも使えますし、ガスパチョの隠し味にも最適です。そして、もちろん、サダラドレッシングに!

ヴィネガーはとても重要な調味料です。分量を間違えると料理をぶち壊すこともありますが、適量を掴めば料理がばっちり決まります。だからこそ、 素性のはっきりわかるヴィネガーを使っていただきたいと思います。是非上質なオリーブオイルととともに。

残念なことに、アンドレア・パテルノステルは、2021年4月、交通事故で急逝しました。現在、ミエーレ・トゥンは、残された家族によって引き継がれ、 新しいシーズンを迎えています。
商品仕様
型番: | MTA |
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